日本南アジア学会

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「南アジア研究」(和文雑誌)

和文雑誌『南アジア研究』(ISSN) 0915-5643

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第27号(2015年)

巻頭特集

  • 座談会 ガーンディー帰国後100年記念特集 ガーンディー再考
    秋田 茂, 井坂 理穂, 石坂 晋哉, 大石 高志, 井上 貴子
    公開日: 2016年08月31日
    p.7-45 本文PDF[1270K]

研究ノート

  • 現代インドにおける「公益の仕事」としてのヒンドゥー寺院運営―マールワーリー商人にとってのラーニー・サティー寺院―
    田中 鉄也
    公開日: 2016年08月31日
    p.46-67 本文PDF[1313K]

    抄録
    本稿は、ラージャスターン州のラーニー・サティー寺院を事例に、公益団体によるヒンドゥー寺院運営の特徴を分析し、その活動が基礎とする「公益性」を明らかにすることを目的とする。ジャーラーンという親族組織の極めて「私的」な女神信仰は、カルカッタに移住してきたマールワーリー・ジャーラーンが1920年代に自らの財産を「公的なもの」へと読み変えることで、寺院へと姿を変えた。 1957年に慈善協会を組織しこの寺院の占有権を勝ち取ることによって、受託者たちはカルカッタを拠点とした寺院の遠隔地経営を確立した。彼らの寺院運営は特定のコミュニティに限定した共助的活動に終始しているように見える。しかしそれは「公共の財」としての寺院をいかに運営し、何をするべきかを熟知した上で行われた「公益活動」と解釈できる。彼らは自らの活動が受託者に(血縁や地縁などの意味で)直接的に関わりのある範囲に限定された「私的なもの」でないことを証明するために、活動の恩恵を得る対象を具体的な大きさをもったコミュニティとして策定することで、彼らなりの「公益活動」を実現してきたのである。
  • 柳澤悠先生を悼む
    押川 文子
    公開日: 2016年08月31日
    p.70-73 本文PDF[1024K]
  • 柳澤悠先生を悼む
    水島 司
    公開日: 2016年08月31日
    p.74-77 本文PDF[1040K]

書評論文

  • 田森雅一『近代インドにおける古典音楽の社会的世界とその変容 ―“音楽すること”の人類学的研究―』
    田中 多佳子
    公開日: 2016年08月31日
    p.78-86 本文PDF[1230K]

書評

  • 石坂晋哉(編)『インドの社会運動と民主主義―変革を求める人びと―』
    油井 美春
    公開日: 2016年08月31日
    p.87-92 本文PDF[1106K]
  • 近藤則夫『現代インド政治―多様性の中の民主主義―』
    三輪 博樹
    公開日: 2016年08月31日
    p.93-98 本文PDF[1209K]
  • 長尾賢『検証インドの軍事戦略―緊張する周辺諸国とのパワーバランス―』
    清田 智子
    公開日: 2016年08月31日
    p.99-104 本文PDF[1105K]
  • クレイグ・ジェフリー(著)、佐々木宏、押川文子、南出和余、小原優貴、針塚瑞樹(共訳)『イ ンド地方都市における教育と階級の再生産―高学歴失業青年のエスノグラフィー―』
    舟橋 健太
    公開日: 2016年08月31日
    p.105-111 本文PDF[1228K]
  • 佐藤彰男『バングラデシュの船舶リサイクル産業と都市貧困層の形成』
    佐野 光彦
    公開日: 2016年08月31日
    p.112-117 本文PDF[1174K]
  • 松村耕光・山根聡・北田信(共編)『上級ウルドゥー語読本(lāṯẖānī urdū tārīḵẖ)』
    萬宮 健策
    公開日: 2016年08月31日
    p.118-123 本文PDF[1223K]
  • 堀本武功『インド 第三の大国へ―〈戦略的自律〉外交の追求―』
    夛賀 政幸
    公開日: 2016年08月31日
    p.124-129 本文PDF[1106K]
  • 森壮也(編)『南アジアの障害当事者と障害者政策―障害と開発の視点から―』
    長田 こずえ
    公開日: 2016年08月31日
    p.130-136 本文PDF[1200K]

学会近況

  • 日本南アジア学会 第27 回全国大会プログラム
    公開日: 2016年08月31日
    p.137-142 本文PDF[563K]
  • 共通論題 選挙を通じてみる南アジアの政治社会変動―インドを中心にして―
    近藤 則夫
    公開日: 2016年08月31日
    p.143-150 本文PDF[1239K]
  • テーマ別セッションI マハーラーシュトラ州におけるダリトの実像―その社会的・歴史的多様性―
    小川 道大
    公開日: 2016年08月31日
    p.151-156 本文PDF[1088K]
  • テーマ別セッションII 南アジアからの19世紀再考
    秋田 茂
    公開日: 2016年08月31日
    p.157-161 本文PDF[1121K]
  • テーマ別セッションIV  都市の日常からみた「発展」―グジャラート州の事例より―
    井坂 理穂, 岩谷 彩子, 國弘 暁子, 佐藤 裕
    公開日: 2016年08月31日
    p.162-169 本文PDF[1170K]

編集後記

  • 編集後記
    佐藤 隆広
    公開日: 2016年08月31日
    p.170 本文PDF[263K]
PAGETOP

第26号(2014年)

論文

  • 「祖霊」とは誰か
    ―古代インドにおける祖先祭祀の対象とその変遷―
    虫賀 幹華
    公開日: 2016年01月08日
    p.7-25 本文PDF[1646K]

    抄録
    古代インドの祖先祭祀として理解されるシュラーッダおよび同儀礼で祀られるピトリたちpitaraḥはそれぞれ「祖霊祭」「祖霊」と訳されてきたが、それらの概念が十分に考察されているとは言いがたい。本稿では、紀元前3世紀から後3世紀頃にかけて編纂されたスートラ文献およびその補遺文献のうち、シュラーッダに関する記述を収録している28のサンスクリット語文献を選び、祖霊という語で曖昧にされてきたシュラーッダの対象を具体的に提示した。時代が下るにつれ、「ピトリたち」すなわち〈父・父方の祖父・父方の曾祖父〉だけでなく、彼らの〈妻たち(母・父方の祖母・父方の曾祖母)〉、〈母方の祖父たちとその妻たち(母方の祖父母・母方の曾祖父母・母方の高祖父母)〉も祭祀対象として規定されたことが明らかとなった。本稿の後半では、母方親族への祭祀の発展過程を示し、それと「指定女の息子putrikāputra」の義務との関連性を仮説的に提示した。
  • 依存できる「家族」を求めて
    ―インド・クンブメーラー祭における女性行者の親密ネットワーク―
    濱谷 真理子
    公開日: 2016年01月08日
    p.26-45 本文PDF[1527K]

    抄録
    本論文の目的は、インドのクンブメーラー祭を舞台として、ヒンドゥー女性行者が修行者社会におけるジェンダー差別や抑圧をどのように受け止め、生きる場や生きる喜びを獲得しようとしているか、「家族」として意味づけられる親密ネットワークに着目して明らかにすることである。事例考察によって、女性行者もまた家住女性と同様に、家父長制的な師弟集団や、血縁に基づく親族、男性パートナーなど、物質的・精神的にさまざまなレベルの「家族」に依存していることがわかった。その一方、自己の威信や集団内でのポジショニングのため、生活していくために「家族」を活用する、あるいは女性が生きやすいようにそれらを再構築しようとする姿もみとめられた。そうした「家族」への依存や再構築を通じて、女性行者たちが絡めとられる社会的しがらみと、そのなかで生活上の便宜や修行上の意味を見出していこうと模索する姿を、本稿では描き出そうとした。
  • インドの制憲政治とB・R・アンベードカル
    ―指定カースト留保議席導入をめぐる政治過程を中心に―
    板倉 和裕
    公開日: 2016年01月08日
    p.46-72 本文PDF[1624K]

    抄録
    本稿は、社会的マイノリティに対して、留保議席のような政治的保障措置を世界に先駆けて導入したインドの経験に注目し、インド建国の指導者たちがなぜそのような措置を憲法の中に盛り込むことにしたのかを考察する。インドの制憲過程を扱った研究の多くがムスリムの処遇問題に関心を寄せてきた一方で、指定カーストの指導者たちによる、政治的権利獲得のための主体的な活動を考察に入れた政治過程の分析は十分に進められてこなかった。そこで、本稿では、指定カーストの中心的指導者であったB・R・アンベードカルに焦点を当て、制憲議会を取り巻く政治環境の変化に対するアンベードカルの適応過程と、それと同時に形成された会議派指導者との協力関係に注目し、インドの制憲政治を再検討することにより、指定カースト留保議席がインド憲法にいかにしてもたらされたのかを明らかにする。
  • 育児支援ネットワークの構築と市民社会の役割
    ―デリー・スラム地域における総合的乳幼児発達支援事業とNGO の働きを中心に―
    渡部 智之
    公開日: 2016年01月08日
    p.73-99 本文PDF[1711K]

    抄録
    本稿は、デリーの総合的乳幼児発達支援事業におけるNGOの機能を明らかにし、ポスト開発国家時代の育児支援ネットワークの構築における市民社会の役割を考察するものである。事業の官民連携化が進む中で、事業目的の効率的推進という機能を果たすNGOは貧困者の参加を事業目的に寄与する範囲に限定した。 また、事業と当事者ニーズとの齟齬解消という機能を果たすNGOは貧困者が声を上げることができる場を設けた。これらは、参加の程度は異なるものの貧困者の参加を進展させ、それぞれ貧困者の潜在能力、他人との議論や交渉を通じた協働的な能力であるキャパシティの向上に資する役割を果たし、育児を社会的に分担する基盤を構築した。つまり、育児支援ネットワークの構築における市民社会の役割を捉えるためには、参加の程度に着目する従来の見方ではなく、参加者の参加様態およびそれを媒介する市民組織の形態に着目することが決定的に重要であるといえる。

研究ノート

  • バングラデシュにおける地方自治と参加型ローカル・ ガバナンスの現況
    ―都市ガバナンス改善プロジェクトを事例として―
    七五三 泰輔
    公開日: 2016年01月08日
    p.100-123 本文PDF[1535K]

    抄録
    1990年代以降に実施された構造調整プログラムに沿った経済・産業分野における政策改革は、バングラデシュの工業化を中心とする経済発展を促している。 一方、都市部における急激な人口増加は、都市特有の問題を深刻にしている。都市における公共サービスを改善するため、主要ドナーは都市インフラ事業とともに、地方自治体のガバナンス改善を支援している。中でもアジア開発銀行の支援によって実施されている都市ガバナンス及びインフラ改善事業は、地方都市において喫緊の課題となっているインフラ整備を実施しつつ、これまで行政に係る機会の少なかった女性や貧困層を含め、都市住民の参加を推進する活動を実施し、階層型統治形態から、ネットワーク型統治形態への移行を支援するモデル事業として注目されている。本研究では、この事業における住民参加型のガバナンス構築の実態を分析し、バングラデシュにおける参加型ガバナンスの可能性について検討する上での、今後の課題を示す。
  • 20世紀初頭バンクーバーに おけるインド系移民コミュニティの形成
    水上 香織
    公開日: 2016年01月08日
    p.125-147 本文PDF[1615K]

    抄録
    20世紀初頭北米太平洋岸におけるインド系移民は、駒形丸事件やガダル運動といった政治的事件に集団参加したことで知られる。従来の研究ではこうした事件を生んだ北米インド系移民社会の背景を考えることは関心の主眼になってこなかった。またインド系移民の政治的事件への参加はインド系移民内の政治意識の高まりや宗教的紐帯と関連付けて論じられてきたが、背景と成り得た移民内での経済的な相互関係に関してはほとんど議論されてこなかった。 そこで1910年前後のバンクーバー市を例にインド系移民社会の背景を精査し直したところ、彼らは出稼ぎ的性格が強くカナダでの定着志向性が低い集団であったことが示された。インド系移民たちは一見移動性の高い集団であったが、カナダでの永住を前提としない場合においても経済的成功を目指す中で相互扶助的な組織を形成したりインド系移民の間に株主を求める会社を設立したりするなど、社会的紐帯を形成することがあった。

書評論文

  • 上田知亮『植民地インドのナショナリズムとイギリス帝国観─ガーンディー以前の自治構想―』
    小嶋 恒喜
    公開日: 2016年01月08日
    p.148-155 本文PDF[1402K]

書評

  • 長田俊樹『インダス文明の謎 ─古代文明神話を見直す―』
    小西 正捷
    公開日: 2016年01月08日
    p.156-163 本文PDF[1349K]
  • 松尾瑞穂『ジェンダーとリプロダクションの人類学 ─インド農村社会の不妊を生きる女性たち―』
    松岡 悦子
    公開日: 2016年01月08日
    p.164-171 本文PDF[1371K]
  • 臼田雅之『近代ベンガルにおけるナショナリ ムと聖性』
    小谷 汪之
    公開日: 2016年01月08日
    p.172-176 本文PDF[1248K]
  • 山本達也『舞台の上の難民─チベット難民芸能集団の民族誌―』
    小西 公大
    公開日: 2016年01月08日
    p.177-182 本文PDF[1207K]
  • 水島 司(編)『激動のインド 第1巻 変動のゆくえ』
    岡橋 秀典
    公開日: 2016年01月08日
    p.183-189 本文PDF[1185K]
  • 柳澤悠『現代インド経済─発展の淵源・軌跡・展望─』
    藤森 梓
    公開日: 2016年01月08日
    p.190-197 本文PDF[1421K]
  • 上垣彰・田畑伸一郎(編著)『ユーラシア地域大国の持続的経済発展』 唐亮・松里公孝(編著)『ユーラシア地域大国の統治モデル』 岩下明裕(編著)『ユーラシア国際秩序の再編』 望月哲男(編著)『ユーラシア地域大国の文化表象』
    宮本 隆史
    公開日: 2016年01月08日
    p.198-203 本文PDF[1206K]

学会近況

  • 日本南アジア学会 第26 回全国大会プログラム
    公開日: 2016年01月08日
    p.204-208 本文PDF[1398K]
  • 全体シンポジウム 大地からみる南アジア世界
    ―環境へのアプローチを考える―
    岡橋 秀典
    公開日: 2016年01月08日
    p.209-213 本文PDF[1226K]
  • テーマ別セッションⅠ インド農村の今
    ―ビハール・パンジャーブ・タミルナードゥの現地調査の事例から―
    柳澤 悠, 押川 文子, 杉本 大三
    公開日: 2016年01月08日
    p.214-220 本文PDF[1307K]
  • テーマ別セッションⅡ インド社会経済変動の空間分析
    水島 司
    公開日: 2016年01月08日
    p.221-227 本文PDF[1185K]
  • テーマ別セッションIV 変貌するバングラデシュ社会の光と影
    ―周辺から見た南アジア世界―
    外川 昌彦
    公開日: 2016年01月08日
    p.228-234 本文PDF[1249K]
  • テーマ別セッションV Population and Development in India: Towards a Regional Typology
    脇村 孝平
    公開日: 2016年01月08日
    p.235-241 本文PDF[1329K]

編集後記

  • 編集後記
    井上 貴子
    公開日: 2016年01月08日
    p.242 本文PDF[323K]
PAGETOP

第25号(2013年)

巻頭特集

ベンガル研究における文学的構想力と歴史的構想力の交差に向けて

  • 趣旨と概要
    谷口 晋吉, 丹羽 京子
    公開日: 2014年07月28日
    p.7-10 本文PDF[1128K]
  • カトマンドゥ盆地に保存されるベンガル語・ミティラー語演劇写本
    北田 信
    公開日: 2014年07月28日
    p.11-21 本文PDF[1410K]
  • カジ・ノズルル・イスラム再考
    ―ノズルル・ギーティは「文学」か―
    丹羽 京子
    公開日: 2014年07月28日
    p.22-30 本文PDF[1426K]
  • シャンティニケトンの岡倉天心
    ―1902 年の英領インドにおけるタゴールとの出会いについて―
    外川 昌彦
    公開日: 2014年07月28日
    p.31-44 本文PDF[1448K]
  • ベンガル社会の形成
    ―中世初期におけるその萌芽―
    古井 龍介
    公開日: 2014年07月28日
    p.45-53 本文PDF[1434K]
  • 商家の活動からみた18世紀末から19世紀前半のベンガル
    神田 さやこ
    公開日: 2014年07月28日
    p.54-61 本文PDF[1398K]
  • ベンガルの地域類型論の構築に向けて
    谷口 晉吉
    公開日: 2014年07月28日
    p.62-72 本文PDF[1437K]
  • 小さな窓から大きな世界を
    ―あるベンガル研究の軌跡―
    臼田 雅之
    公開日: 2014年07月28日
    p.73-82 本文PDF[1420K]

論文

  • カシミールの禁酒運動はどう伝えられたか
    ―1980年代初頭インドの新聞報道とセキュラリズム―
    拓 徹
    公開日: 2014年07月28日
    p.83-105 本文PDF[860K]

    抄録
    本稿では、1982年にジャンムー・カシミール州(インド)の南カシミールで起きた禁酒運動の詳細を明らかにすると同時に、この事件をめぐる新聞報道の分析を通じて、インドの政治言説におけるセキュラーな主体の再考を試みる。
    1982年3月に南カシミールの中心都市アナントナーグで分離主義団体ピープルズ・リーグが起こした禁酒運動は、カシミール地元のウルドゥー語紙では広範な町民の支持を得た市民運動と報道された。だが、この運動が攻撃対象とした数軒の酒屋の経営者がすべてマイノリティー(ヒンドゥー教徒)だったため、この運動はインド全国英字紙ではイスラム原理主義的で反ヒンドゥー的な事件と報道された。これらのカシミール地方紙、インド全国紙はいずれも自らの言説を「セキュラー」と見做したが、ともにマジョリタリアニズムを含み持っており、歴史的なセキュラー言説がしばしば持つ偏りを露呈するものだった。

研究ノート

  • 生業としての音楽家業を問う
    ―チベット難民ポップ歌手を事例に―
    山本 達也
    公開日: 2014年07月28日
    p.106-127 本文PDF[1531K]

    抄録
    本論文は、インドおよびネパール在住のチベット難民のポピュラー音楽であるチベタン・ポップの音楽家たちの商業活動ネットワークに着目し、生業としての音楽家の実際の様相を描き出すことを目的とする。そして、表象やアイデンティティを取り扱ってきた旧来の研究が十分に論じてこなかった音楽家の実際の生活環境や彼らが形成するネットワークの様相を描きだすと同時に、チベット難民を取りまく現状の一端を提示することを目的とする。自らを取りまくメディア環境の変化等もあって、現在、1990年代後半から形成され、また独自の発展も伴う商業活動ネットワークに依拠した活動を音楽家たちは展開しており、彼らの生活はそのネットワークに支えられている。他方、彼らの音楽に金銭を払う主催者や聴衆、商人などの人びともまた、生計を稼ぐという音楽家の意図とは離れたところで音楽活動に独自の意味づけをおこない、それこそがチベタン・ポップを取りまく商業活動ネットワークの、そしてチベット難民や彼らを取りまく人びとの固有な状況の形成に寄与している。本論文は、音楽家の商業活動ネットワークを記述・分析することで、音楽家の生業としての側面およびその商業活動ネットワークの二重性、そしてそれが明示するチベット難民や彼らを取りまく人びとの現状を明示するものである。
  • 19世紀インドにおける新聞と通信技術
    ―電信を事例に―
    ボネア アメリア
    公開日: 2014年07月28日
    p.128-151 本文PDF[1550K]

    抄録
    植民地期インドにおける新聞に関する研究は数多いが、新聞と通信技術のかかわりに焦点をあてた研究は僅かしかない。しかし、19世紀に実用化した蒸気船や電信は新聞の発達過程において大きな意味をもっていた。特に電信は、時間・距離・空間を越える技術として注目を浴びた。電信ネットワークの構築と拡張によって、インド亜大陸内だけでなく、イギリスとインド、ヨーロッパとアジアの間の情報交換はスピード化され、インドにおけるニュース報道にも変化がみられるようになった。本稿は、電信ルートの開設と普及を明らかにした上で、19世紀インドで刊行された英語新聞をいくつか取り上げ、インド新聞史における技術の意味と役割について検討する。

書評

  • シバ・マリヤム・ジョージ(著)、伊藤るり(監訳)『女が先に移り住むとき─在米インド人看護師のトランスナショナルな生活世界─』
    関口 真理
    公開日: 2014年07月28日
    p.152-158 本文PDF[1327K]
  • ラーマチャンドラ・グハ(著)、佐藤宏(訳)『インド現代史─1947-2007─』(上巻・下巻)
    中津 雅昭
    公開日: 2014年07月28日
    p.159-165 本文PDF[1330K]
  • 近藤則夫(編)『研究双書No.599 現代インドの国際関係─メジャー・パワーへの模索─』
    吉田 修
    公開日: 2014年07月28日
    p.166-171 本文PDF[1305K]
  • 森本 泉『ネパールにおけるツーリズム空間の創出─カトマンドゥから描く地域像─』
    藤倉 達郎
    公開日: 2014年07月28日
    p.172-175 本文PDF[1367K]
  • 井田克征『ヒンドゥータントリズムにおける儀礼と解釈─シュリーヴィディヤー派の日常供養─』
    永ノ尾 信悟
    公開日: 2014年07月28日
    p.176-181 本文PDF[1330K]
  • 辛島昇他(編)『新版 南アジアを知る事典』
    和田 一哉
    公開日: 2014年07月28日
    p.182-186 本文PDF[1414K]
  • 木曽順子『インドの経済発展と人・労働』
    辻田 祐子
    公開日: 2014年07月28日
    p.187-192 本文PDF[1378K]
  • 鈴木晋介『つながりのジャーティヤ─スリランカの民族とカースト─』
    川島 耕司
    公開日: 2014年07月28日
    p.193-197 本文PDF[1412K]

学会近況

  • 日本南アジア学会第25回全国大会プログラム
    公開日: 2014年07月28日
    p.198-202 本文PDF[607K]
  • 全体シンポジウム 「日本と南アジアの交流─人・モノ・知─」に参加して
    小谷 汪之
    公開日: 2016年02月04日
    p.203-208 本文PDF[1268K]

  • テーマ別セッションI 近現代インドにおける食文化とアイデンティティ
    井坂 理穂
    公開日: 2016年02月04日
    p.209-214 本文PDF[1260K]

編集後記

PAGETOP

第24号(2012年12月15日)

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目次

巻頭特集

  • 特別座談会 デモクラシー再考
    田辺 明生, 中溝 和弥, 広瀬 崇子, 三輪 博樹, 名和 克郎, 志賀 美和子, 井上 貴子
    p.6-32 本文PDF[1668K]

論文

  • 現代インドにおける暴動とその予防の実証分析
    ―マハーラーシュトラ州のモハッラー・コミッティによる予防活動の事例―
    油井 美春  p.33-55 本文PDF[1975K]
  • 「土着の伝統」と「複製の近代」
    ―ハヴェーリー壁画にみる英領インド期の大衆美術とマールワーリー・アイデンティティ―
    豊山 亜希  p.56-80 本文PDF[4836K]

研究ノート

  • インド製薬産業の発展と企業の能力
    ―Ranbaxy Laboratoriesの事例を中心に―
    上池 あつ子 p.81-102 本文PDF[2137K]
  • 日系縫製企業の第二次移転先としてのバングラデシュ
    ―国際資本移転のジェンダー分析―
    長田 華子  p.103-131 本文PDF[2363K]
  • 土着医療のアーユルヴェーダ化
    ―スリランカにおける土着の医療実践の位置づけをめぐって―
    梅村 絢美  p.132-141 本文PDF[881K]

書評

  • 宮治昭『インド仏教美術史論』
    肥塚 隆   p.142-150 本文PDF[1865K]
  • 石上悦朗・佐藤隆広(編著)『 現代インド・南アジア経済論』
    小島 眞   p.151-157 本文PDF[1694K]
  • 石坂晋哉『現代インドの環境思想と環境運動─ガーンディー主義と〈つながりの政治〉─』
    石井 一也  p.158-164 本文PDF[1803K]
  • 佐々木宏『インドにおける教育の不平等』
    南出 和余  p.165-170 本文PDF[1691K]
  • 鈴木正崇(編)『南アジアの文化と社会を読み解く』
    田辺 明生  p.171-178 本文PDF[1701K]
  • 常田夕美子『ポストコロニアルを生きる─現代インド女性の行為主体性─』
    菅野 美佐子 p.179-184 本文PDF[1683K]
  • 中溝和弥『インド 暴力と民主主義─一党優位支配の崩壊とアイデンティティの政治─』
    三輪 博樹  p.185-190 本文PDF[1692K]

学会近況

  • 日本南アジア学会第24回全国大会プログラム
    p.191-195 本文PDF[989K]
  • 共通論題 イスラーム的世界としての南アジア
    ―接触領域のダイナミズム―
    山根 聡  p.196-202 本文PDF[1724K]
  • セッション企画1 Migration History around the Indian Ocean World since the Seventeenth Century
    秋田 茂 p.203-208 本文PDF[1720K]
  • セッション企画2 現代南アジアと英語文学・再考
    難波 美和子, 関口 真理, 大工原 彩, 坂田 貞二  p.209-215 本文PDF[1823K]
  • セッション企画3 Reorganization of States in India
    井坂 理穂 p.216-220 本文PDF[1675K]
  • セッション企画4 19世紀後半から20世紀初頭の地域社会におけるマールワーリー・プレゼンス
    中谷 純江  p.221-227 本文PDF[1682K]
  • 編集後記
    井上 貴子  p.228 本文PDF[811K]

第24号正誤表

  • 141頁、註の後に以下を挿入

    参照文献
    Abeysekere, D. H., 2006, Traditional Medicine in Sri Lanka and in Neighboring Countries, Colombo: The Author.
    Ayurvedic Medical Council Sri Lanka, 2010, Registered Ayurvedic Medical Physicians at the End of the Year-2009/12/31, Colombo: Ayurvedic Medical Council.
    Basnayake, V., 1988, Traditional Medicine and the Medical School Curriculum in Sri Lanka, Peradeniya: University of Peradeniya Press.
    Gupta, B., 1976, “Indigenous Medicine in Nineteenth and Twentieth Century Bengal”, in Charles Leslie (ed.), Asian Medical Systems, Barkeley: University of California Press, pp. 368-378.
    Gupta, L. P., 2006, Essentials of Ayurveda, Delhi: Chaukhamba Sanskrit Pratishthan.
    Hagaya, Pratama, 1984, Sri Lanka Desheeya Chikithsa Sangrahaya, Colombo: Ayurveda Department Prakashakayo.
    Higuchi, Machiko, 2002, Traditional Health Practices in Sri Lanka, Amsterdam: V-U University Press.
    Jayathilaka, I. G. A., 2007, Ayurveda Chikithsa Mula Tarama, Colombo: Ayurveda Department Prakashakayo.
    Kamalika, Pieris, 2001, Medical Profession in Sri Lanka, 1843-1980, Colombo: Visidunu Prakashakayo.
    Kusumaratne, Sagara, 1995, Folk Medicine among the Sinhalese, Colombo: The Author.
    ――――, 2005, Indigenous Medicine in Sri Lanka: A Sociological Analysis, Nugegoda: Sarasavi Publishers.
    Liyanaratne, Jinadasa, 2006, Buddhism and Traditional Medicine in Sri Lanka, Colombo: Kelaniya University Press.
    Obeyesekere, Gananath, 1980, Rationality, Theory and Experimentation in Ayurvedic Medicine, Tokyo: The United Nation University Press.
    Uragoda, C. G., 1987, A History of Medicine in Sri Lanka: From the Earliest Times to 1948, Colombo: Sri Lanka Medical Association.
    Wanninayaka, P. B., 1982, Ayurveda in Sri Lanka, Colombo: Ministry of Health Sri Lanka.
    Wickramasinghe, Martin, 1997, Sinhala Language and Culture: Buddhism and Art, Dehiwala: Tisara Prakasakayo.
    Yalman, Nur, 1967, Under the Bo Tree: Studies in Caste, Kinship and Marriage in the Interior of Ceylon, California: University of California Press.
    Yogasundram, Nath, 2008, A Comprehensive History of Sri Lanka from Prehistory to Tsunami, 2nd revised ed., Colombo: Vijitha Yapa Publications.
    梅村絢美、2011、「発話がまねく禍、沈黙がもたらす効力―スリランカ土着の伝統医療パーランパリカー・ヴェダカマの知の継承と医療実践―」、『社会人類学年報』、37、165-182頁。
    加瀬澤雅人、2006、「現代インドの民族医療―グローバル状況下におけるアーユルヴェーダの変容―」、京都大学提出博士学位論文。
    執行一利、1987、「シンハラ農村の社会組織―いくつかの社会集団について―」、『史苑』、47‐1、114-72頁。
    鈴木正崇、1996、『スリランカの宗教と社会―文化人類学的考察―』、春秋社。
PAGETOP

第23号(2011年12月15日)

目次

論文

  • M・K・ガーンディー政治的ahimsaの起源
    ―”Hindu Swarajya”(1909)からahimsavrat (1915)まで―
    . . 間 永次郞 (7) 本文PDF[769K]
  • 大乗仏教のヴァルナ観に関する一考察
    . . .高橋 晃一 (31) 本文PDF[724K]
  • 「伝統」の「担い手」とは誰か
    ―ナーラーヤナ・ティールタ・アーラーダナーの事例から―
    . . 小尾 淳 (51) 本文PDF[1063K]
  • 食肉市場の形成とカースト間関係の変容
    ―カトマンズ盆地における「カドギ」の商実践を中心に―
    . . .中川 加奈子(74) 本文PDF[832K]
  • 現代スリランカの慈善型老人ホームとダーナ
    . . .中村 沙絵 (100) 本文PDF[894K]

書評論文

  • 小谷 汪之『インド社会・文化史論-「伝統」社会から植民地近代へ-』
    . . .小川 道大(121)

書評

  • 近藤 則夫(編)『インド民主主義体制のゆくえ ―挑戦と変容 ―』
    . . .広瀬 崇子(128)
  • 工藤 正子『越境の人類学-在日パキスタン人ムスリム移民の妻たち-』
    . . .小牧幸代 (136)
  • 森 雅秀『インド密教の儀礼世界』
    . . .杉本 恒彦(143)
  • 佐藤彰男、I・U・チョドリ、坂本真司、鳩貝耕一『ヴィレッジフォン-グラミン銀行によるマイクロファイナンス事業と途上国開発-』
    . . .大橋 正明(149)

学会近況

  • 日本南アジア学会 第23回全国大会プログラム(155)
  • 共通論題 南アジア-グローバリゼーションと格差-
    . . .絵所 秀紀(159)
  • 企画セッション1 インド経済のグローバリゼーションと産業発展
    . . .石上 悦朗、佐藤 隆広(165)
  • 企画セッション2 包括的成長へのアプローチ-インドの挑戦-
    . . .小田 尚也(173)
  • 特別セッション 内戦後のスリランカ社会
    ―民族抗争の教訓と将来への挑戦―
    . . .中村 尚司(179)
  • 編集後記(186)
PAGETOP

第22号(2010年12月)

目次

論文

  • インドにおける景気変動と財政運営
    ―構造的財政収支の推計と分析―
    . . .福味 敦 (6) [PDF (1869K)]

書評

  • 佐藤隆広(編)『インド経済のマクロ分析』、小田尚也(編)『インド経済:成長の条件』
    . . .絵所 秀紀 (36) [PDF (1543K)]
  • 清川雪彦『近代製糸技術とアジア─技術導入の比較経済史─』
    . . .藤森 梓(44) [PDF (1510K)]
  • 田辺明生『カーストと平等性─インド社会の歴史人類学─』
    . . .杉本 浄(52) [PDF (1398K)]

学会近況

  • 日本南アジア学会第22回全国大会プログラム(58)
    [PDF (1679K)]

特集 日本南アジア学会第22回全国大会テーマ別発表

テーマ別発表1 変動する社会と「教育の時代」
  • 趣旨と全体的報告
    . . . 押川 文子(66) [PDF (927K)]
  • インドの教育における「影の制度」
    ―デリーの無認可学校の機能要件と法的位置づけの検討―
    . . . 小原 優貴(75) [PDF (1002K)]
  • 「教育の時代」とマドラサ
    . . .日下部 達哉(82) [PDF (1015K)]
  • 選択としての学校教育
    ―バングラデシュ農村社会における中等教育就学を中心に―
    . . .南出 和余(90) [PDF (1028K)]
  • 路上生活経験のある子どもの「教育の機会」とNGO
    ―ニューデリー、NGO‘SBT’の事例から―
    . . 針塚 瑞樹(100) [PDF (1596K)]
テーマ別発表2 インド近現代史のなかの社会運動―その共通性をめぐって―
  • 趣旨と全体的報告
    . . .石坂 晋哉(107) [PDF (1444K)]
テーマ別発表3 「南アジア」の「労働移動」で採択された「ニーズ対応型地域研究」を考える
  • 趣旨と全体的報告
    . . 山本 真弓(112) [PDF (1429K)]
テーマ別発表4 消費パターンの長期変動と社会構造・社会意識
─南インド村落調査と雑誌・新聞広告の分析を中心に─
テーマ別発表5 歴史における文学的教養とその場
  • 問題の位置づけと展望
    . .臼田 雅之(121) [PDF (1453K)]
  • 近代地方語文学の出現
    ─チャルャーパダとギータゴーヴィンダ─
    . . 北田 信(125) [PDF (1574K)]
  • バクティ(帰依信仰)文学が形成される場、それを囲む思想的・文学的な伝統
    ─『ラーマーヤナ』の16世紀後半ヒンディー語版『ラーム・チャリト・マーナス(ラーマの行いの湖)』の事例を中心に─
    . . 坂田 貞二(131) [PDF (966K)]
  • ウルドゥー詩の近代
    . .松村 耕光(136) [PDF (1535K)]

特別企画 日本南アジア学会設立20周年記念 連続シンポジウム
インド亜大陸の5000年

  • シンポジウムの趣旨と概要
    . . .石井 溥(142)[PDF (1297K)]
第1回シンポジウム 南アジアという方法と視角―比較と連鎖―
  • 1 趣旨と概要
    . . .石井 溥(145) [PDF (1428K)]
  • 2 「南アジア」と「インド世界」─周縁からの視点─
    . . 小西 正捷(148) [PDF (1591K)]
  • 3 他者としての仏教―「可能性としての南アジア」試論―
    . . 下田 正弘(158) [PDF (1535K)]
  • 4 南アジア型経済発展径路の特質
    . . 杉原 薫(170) [PDF (1698K)]
  • 5 歴史研究/叙述に賭けられるもの─実証と表象の隘路を超えて─
    . .粟屋 利江(185) [PDF (1582K)]
第2回シンポジウム 「インド的文明」とは何かI
  • 1 趣旨と概要
    . . 小谷 汪之(197) [PDF (1347K)]
  • 2 対論 南アジアにおける歴史展開のダイナミズムを問う 南インドにおける古代から中世への移行
    ─タミル語刻文の検討から─
    . . 辛島 昇(198) [PDF (1580K)]
  • 3 対論 南アジアにおける歴史展開のダイナミズムを問う インド中世・近世の社会変動ダイナミズム
    . . 小谷 汪之(211) [PDF (1605K)]
  • 4 ダルマ文献における司法規定の歴史的変遷
    . . 沼田 一郎(220) [PDF (1683K)]
  • 5 儀礼を通して「インド的文明」を通覧する
    . .永ノ尾 信悟(228) [PDF (1431K)]
第3回シンポジウム 「インド的文明」とは何かII
  • 1 趣旨と概要
    . .水野 善文(230) [PDF (1436K)]
  • 2 インド人仏教徒は何故、仏陀釈尊像を創らなかったのか?
    ─布施と生天思想と仏陀無き仏伝図─
    . . 田辺 勝美(234) [PDF (1576K)]
  • 3 科学史からみたインド文化
    . . 矢野 道雄(245) [PDF (1761K)]
  • 4 ベンガル湾を渡った古典インド文明
    ─東南アジアからの視点─
    . . 青山 亨(261) [PDF (1628K)]
  • 5 「内なるインド」とイスラーム
    . 榊 和良(277) [PDF (1548K)]
第4回シンポジウム 南アジアにおける近代とは何か
  • 1 趣旨と概要
    . . 谷口 晋吉, 粟屋 利江(285) [PDF (1498K)]
  • 2 植民地国家における経済構造の形成と展開
    . . 水島 司(289) [PDF (1564K)]
  • 3 「開放体系」としてのインド亜大陸
    ─インド系商人・企業家の系譜─
    . .脇村 孝平(301) [PDF (1578K)]
  • 4 歴史記述からみた「植民地的近代」
    . . 井坂 理穂(313) [PDF (1594K)]
  • 5 ムスリムにおけるアイデンティティの複合性とその物象化
    ─マッチ・ラベルからの検証─
    . .大石 高志(327) [PDF (1924K)]
  • 6 文学に見る近代の自画像と歴史認識
    . 臼田 雅之(343) [PDF (1554K)]
第5回シンポジウム 機会・移動・リンクする人々
―南アジア社会の「現在」を考える―
  • 1 趣旨と概要
    . . 押川 文子(358) [PDF (1383K)]
  • 2 村民にとっての機会の変化と「農村」の変容
    . . 柳澤 悠(360) [PDF (1641K)]
  • 3 村人と開発行政
    ─退出と参加─
    . .近藤 則夫(371) [PDF (1626K)]
  • 4 労働移動とネットワーク、都市貧困
    ─デリーのリキシャ引きの事例から─
    . .黒崎 卓(383) [PDF (1619K)]
  • 5 「教育の時代」の学校改革
    ─能力主義と序列化─
    . .押川 文子(394) [PDF (1560K)]
PAGETOP

第21号(2009年12月)

目次

論文

  • 新経済政策下における農協「地域営農センター」の効果
    ―インド・マハラシュトラ州の製糖協同組合の実態調査から―
    . . .草野 拓司 (7) [PDF (1454K)]
  • バングラデシュにおける環境保全政策の実践と村落政治の動態
    ―ハカルキ・ハオールにおける環境資源の文化の政治を事例として―
    . . .七五三 泰輔 (30) [PDF (1815K)]
  • 新しいコミュニティ祭礼の出現
    ―ラージャスターン農村におけるラームデーヴ信仰と巡礼―
    . . .中谷 純江 (60) [PDF (1566K)]
  • ヴィヴェーカーナンダのヒンドゥー教
    ―1893年万国宗教会議での演説をめぐって―
    . . .平野 久仁子 (87) [PDF (1472K)]
  • ポルトガル領ダマンのカザード
    ─プラゾ制度とポルトガル人植民社会の形成─
    . . .齋藤 俊輔(117) [PDF (1834K)]
  • パーリ文Mahaparinibbanasuttantaにおける世尊の死因
    . . .吉次 通泰(133) [PDF (1462K)]

研究ノート

  • 争点化するセクシュアリティ
    ─英領期インドにおけるR・D・カルヴェーの産児制限運動を中心に─
    . . .松尾 瑞穂(152) [PDF (1492K)]

書評

  • 三尾稔・金谷美和・中谷純江(編)『インド刺繍布のきらめき─バシン・コレクションに見る手仕事の世界─』
    . . .小西 正捷(174) [PDF (1232K)]
  • 田中多佳子『ヒンドゥー教徒の集団歌謡─神と人との連鎖構造─』
    . . .井上 貴子(180) [PDF (1221K)]
  • 綾部恒雄(監修)、金基淑(編)『講座 世界の先住民族ファースト・ピープルズの現在 03 南アジア』
    . . .三瀬 利之(185) [PDF (1161K)]
  • 水島司『前近代南インドの社会構造と社会空間』
    . . .三田 昌彦(191) [PDF (1163K)]
  • 杉本浄『オリヤ・ナショナリズムの形成と変容─英領インド・オリッサ州の創設にいたるアイデンティティと境界のポリティクス─』
    . . .井坂 理穂(198) [PDF (1162K)]
  • 橋本和也『ディアスポラと先住民─民主主義・多文化主義とナショナリズム─』
    . . .脇村 孝平(204) [PDF (1208K)]
  • 広瀬崇子・南埜猛・井上恭子(編著)『インド民主主義の変容』
    . . .竹中 千春(210) [PDF (1160K)]
  • 三宅博之『開発途上国の都市環境─バングラデシュ・ダカ 持続可能な社会の希求─』
    . . .篠田 隆(216) [PDF (1157K)]
  • 海田能宏(編著)『バングラデシュ農村開発実践研究─新しい協力関係を求めて─』
    . . .谷口 晉吉(222) [PDF (1207K)]

リジョインダー

  • 三輪博樹論文を読む
    . . .中村 平治(228) [PDF (1334K)]

学会近況

  • 日本南アジア学会第21回全国大会シンポジウム報告 南アジアにおける《共生》の諸相と展望
    . . .宮本 久義(232) [PDF (1335K)]
  • テーマ別セッションI ネパール制憲議会選挙とその後(236)
    [PDF (1261K)]
  • テーマ別セッションII 南アジアの手工芸と開発
    ─「布」からみる地域社会の変動─
    . . . 金谷 美和(237) [PDF (1179K)]
  • テーマ別セッションIII 南アジア系エスニック・コミュニティの政治参加
    . . . 井上 恭子(242) [PDF (1127K)]
  • 日本南アジア学会20周年記念 連続シンポジウムについて(246)
    [PDF (1081K)]
  • 編集後記(248)
    谷口 晉吉 [PDF (466K)]
PAGETOP

第20号(2008年12月)

目次

論文

  • ヒンディー語の〈V-ne-vala hona〉の三用法
    ─ 属性叙述から事象叙述へ、客観的叙述から主観的叙述へ ─
    . . . 今村泰也 (7)
  • 北インドの音楽文献 ─ サンスクリットとペルシア語 ─
    . . . 北田 信 (29)
  • 「ブジナイ」にみる「子ども域 」
    ─ バングラデシュ農村社会における「子ども」の日常 ─
    . . . 南出和余 (53)
  • 森林放牧と牛の屠殺をめぐる文化の政治
    ─ 現代ブータンの国立公園における環境政策と牧畜民 ─
    . . . 宮本万里 (77)
  • BJPの政治戦略とヒンドゥー・ナショナリスト運動のグローバルな連関
    ─ BJP の在外組織OFBJP の動態を中心に ─
    . . . 中津雅昭 (100)
  • 植民地期インドにおける「農民」の登場
    ─ ビハール州キサーン・サバーの系譜 ─
    . . . 小嶋常喜 (118)

[特集] 日本南アジア学会第20回全国大会

全体シンポジウム
南アジア・日本・世界 ─ グローバル化と南アジア認識の変貌 ─
  • 趣旨説明
    . . . 脇村孝平 (140)
  • 「印哲」は何を目指してきたのか?
    . . . 片岡 啓 (142)
  • 南アジア経済に関する実証分析展望
    ─ 制度・経済政策の効果に焦点を当てて ─
    . . . 黒崎 卓 (160)
  • グローバル化とインド国内政治 ─ 新たな共同研究に向けて ─
    . . . 三輪博樹 (176)
  • 歴史研究の変化と展望 ─ 分散、拡散、還流のなかの地域像をもとめて ─
    . . . 大石高志 (190)
  • 構造から生成へ ─ 南アジア社会研究の過去・現在・未来 ─
    . . . 田辺明生 (208)
  • 諸報告に対するコメント
    . . . 辛島 昇 (226)

松井透先生を悼む

  • . . . 柳澤 悠 (234)

書評

  • Masaaki Kimura & Akira Tanabe, (eds.), The State in India: Past and Present
    . . . 杉本良男 (238)
  • 杉野実著『インド製糖協同組合の発展と思想 ─ マハラシュトラ州の事例 ─』
    . . . 岡通太郎 (244)
  • 川島耕司著『スリランカと民族
    ─ シンハラ・ナショナリズムの形成とマイノリティ集団 ─』
    . . . 田中雅一 (250)
  • 金谷美和著『布がつくる社会関係
    ─ インド絞り染め布とムスリム職人の民族誌 ─』
    . . . 金 基淑 (255)
  • Machiko Higuchi, Traditional Health Practices in Sri Lanka
    . . . 松尾瑞穂 (261)
  • 関根康正著『宗教紛争と差別の人類学
    ─ 現代インドで〈周辺〉を〈境界〉に読み替える ─』
    . . . 山下博司 (267)
  • 山本盤男著『連邦国家インドの財政改革の研究』
    . . . 佐藤 宏 (275)
  • 『Contact Zone コンタクト・ゾーン』001
    . . . 中谷哲弥 (281)

学会近況 「日本南アジア学会 第20 回全国大会報告」

  • . . . (288)

編集後記

(こちらより、PDFファイルでダウンロードが可能)

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第19号(2007年12月)

目次

巻頭言

  • . . . 石井 溥

論文

  • 植民地統治と監獄制度 ― 19世紀中葉の海峡植民地における囚人の管理 ―
    . . . 宮本隆史 (7)
  • インドにおける生殖医療技術と不妊の医療化 ― マハーラーシュトラ・プネーの医師の言説から ―
    . . . 松尾瑞穂 (30)
  • 仏教徒として / チャマールとして ― 北インド、ウッタル・プラデーシュ州における「改宗仏教徒」の事例から ―
    . . . 舟橋健太 (60)
  • ナガ民族自決運動とネルー政権 (1947-56)
    . . . せん 彩鳳 (81)

研究動向

  • インドにおける「危機言語」に関する研究
    . . . 奈良 毅 (106)
  • インダス文明の理解 ― 最近の成果に基づいて ―
    . . . 小磯 学 (114)
  • 長期の19世紀 ― インド系企業家の系譜 ―
    . . . 脇村孝平 (124)
  • グローバルヒストリー研究と南アジア
    . . . 秋田 茂 (132)

書評

  • Gen’ichi Yamazaki, The Structure of Ancient Indian Society: Theory and Reality of the Varna System
    . . . 古井龍介 (138)
  • 近藤治著『東洋人のインド観』
    . . . 鳥井裕美子 (144)
  • 井上貴子著『近代インドにおける音楽学と芸能の変容』
    . . . 田中多佳子 (149)
  • 向井史郎著『バングラデシュの発展と地域開発 ― 地域研究者の提言 ―』
    . . . 池田恵子 (157)
  • 高田峰夫著『バングラデシュ民衆社会のムスリム意識の変動 ― デシュとイスラーム ―』
    . . . 臼田雅之 (163)
  • 杉本星子著『「女神の村」の民族誌 ― 現代インドの文化資本としての家族・カースト・宗教 ―』
    . . . 田中雅一 (169)
  • 須田俊彦著『インド農村金融論』
    . . . 宇佐美好文 (175)
  • 佐藤隆広著『開発経済論 ― インドの構造調整計画とグローバリゼーション ―』
    . . . 絵所秀紀 (182)
  • 渡辺昭一編『帝国の終焉とアメリカ ― アジア国際秩序の再編』
    . . . 清水 学 (188)

新刊紹介

  • 荒松雄著『インドの「奴隷王朝」 ― 中世イスラム王権の成立 ―』
    . . . 二宮文子 (194)
  • 内川秀二編『躍動するインド経済 ― 光と影 ―』
    . . . 馬場敏幸 (200)
  • 古賀勝郎・高橋明編『ヒンディー語 = 日本語辞典』
    . . . 岡口典雄 (206)

学会近況

  • . . . (210)

(こちらより、PDFファイルでダウンロードが可能)

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第18号(2006年10月)

目次

論文

  • Dreaming and Magic: On Recent Devotion to Magical Beings among the Vaghri, a Semi-Nomadic Community in Tamil Nadu
    . . . A. Iwatani (1)
  • How “Disparity” Constructs “Solidarity”: A Case Study of an Organization for Women’s Participatory Development Program in Rural Uttar Pradesh
    . . .M. Kanno (24)
  • Communities Fragmented in Reconstruction after the Gujarat Earthquake of 2001
    . . . M. Kanetani (51)
  • The Anti Tehri Dam Movement as a New Social Movement and Gandhism
    . . . S. Ishizaka (76)
  • The Transition of Party System in India: From Polarized Pluralism to Moderate Pluralism
    . . . H. Miwa (96)
  • インド経済へのインフレ・ターゲティングの適用可能性
    . . . 久保彰宏 (117)

研究ノート

  • Stages of Democratization of Central Tibetan Administration
    . . . M. Enoki (144)

書評

  • 小谷汪之『東洋叢書 12 罪の文化 ― インド史の底流』
    . . . 田中雅一 (167)
  • 多田博一『インドの水問題 ― 州際河川水紛争を中心に ―』
    . . . 柳澤 悠 (174)
  • 藤田 幸一『バングラデシュ農村開発のなかの階層変動 ― 貧困削減のための基礎研究』
    . . . 谷口晋吉 (180)
  • 孝忠延夫『インド憲法とマイノリティ』
    . . . 稲 正樹 (186)
  • Shingo Einoo and Jun Takashima (eds.) From Material to Deity: Indian Rituals of Consecration. Japanese Studies on South Asia No. 4.
    . . . 横地優子 (192)
  • 橋本泰元、宮本久義、山下博司『ヒンドゥー教の事典』(Encyclopaedia of Hinduism)
    . . . Iwao Shima (198)

Symposium Report: Annual Conference of the Japanese Association for South Asian Studies (October 1 and 2, 2005

  • Reconsidering the History of Early-Modern and Modern South Asia: Introduction
    . . . S. Akita and K. Wakimura (206)
  • Part I: I. Changing Perspecitves on the Economic History of India
    . . . D. Washbrook (208)
  • Part I: II. South India: Indigenous Development and Colonial Rule
    . . . Ts. Mizushima (213)
  • Part I: III. Situating Eighteenth Century Bengal: The Co-existence of “Indigenous Space” and “Colonial Space”
    . . . S. Taniguchi (217)
  • Part I: IV. The Colonial Transition in the “Long” Eighteenth Century: Reflections on the Presentations of Professors Shinkichi Taniguchi and Tsukasa Mizushima
    . . . S. Kanda (223)
  • Part II: V. Economic History of India: Reconsideration
    . . . T. Roy (228)
  • Part II: VI. Free Trade System and Economic Development in India: A Comment on Roy’s Argument
    . . . H. Yanagisawa (234)
  • Part II: VII. From Deindustrialisation to Labour-intensive Industrialisation: Tirthankar Roy and the Revision in Indian Economic History
    . . . K. Sugihara (238)

Session Reports

  • Session Report 1: Reappraisal of the Interpretations of pratityasamutpada
    . . . S. Katsura (244)
  • Session Report 2: Indian Democracy and the 14th Lok Sabha Elections
    . . . T. Hirose (246)
  • Session Report 3: Kingship and Ritual in the Ancient Indian World
    . . . M. Fujii (247)
  • Session Report 4: How does the study of literature contribute to South Asian studies?
    . . . Y. Mizuno (249)

論文要旨

  • . . . (251)

日本南アジア学会ニュース

  • . . . (258)

編集後記

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第17号(2005年10月)

目次

論文

  • India Japan Peace Treaty in Japan’s post-war Asian Diplomacy
    . . . H. Sato (1)
  • The Origin of “National” Labour Policy in India: Labour Policy of the Bombay Congress Government
    . . .N. Narita (21)
  • Corporate Organization of Indian Business Enterprises During the British Colonial Period
    . . . C. Nomura (43)
  • Decentralisation or Retreat of the State?: Comparison of House Tax Collection in Village Panchayats in Madhya Pradesh and Tamil Nadu
    . . . Y. Sasaki (75)
  • The Formation of Local Public Spheres in a Multilingual Society: The Case of Goa, India
    . . . K. Matsukawa (109)
  • Yogico-tantric Traditions in the Hawd al-Hayat
    . . . K. Sakaki (135)

研究ノート

  • Child Loss Experience and its Effects on Fertility: A Case Study of Two Ethnic Communities of Nepal
    . . . N. Aryal (157)
  • Children going to Schools: School Choice in a Bangladeshi Village
    . . . K. Minamide (174)

書評

  • Hans T. Bakker (ed.) Origin and Growth of the Puranic Text Corpus, with Special Reference to the Skandapurana
    . . . H. Hikita (201)
  • Ryusei KEIRA, Madhyamika and Epistemology, A Study of Kamalasila’s Method for Proving the Voidness of All Dharmas
    . . . 小林 守 (206)
  • 荒 松雄『中世インドのイスラム遺跡 ― 探査の記録 ―』
    . . . 小名康之 (211)
  • Sachidanand, Unita & Teiji Sakata (eds.), Imaging India Imaging Japan, A Chronicle of Reflections on Mutual Literature
    . . . 水野善文 (216)
  • 長崎暢子『インド ― 国境を越えるナショナリズム ―』
    . . . 山口博一 (220)
  • 秋田 茂・水島 司編『現代南アジア ⑥ 世界システムとネットワーク』第1部 南アジアと世界システム
    . . . 伊豆山真理 (225)
  • 秋田 茂・水島 司編『現代南アジア ⑥ 世界システムとネットワーク』第2部 南アジアと地域ネットワーク
    . . . 石井由香 (228)
  • 岡崎秀典『インドの新しい工業化 ― 工業開発の最前線から ―』
    . . . 日野正輝 (233)
  • 絵所秀紀・山崎幸治編著『アマルティア・センの世界 ― 経済学と開発研究の架橋 ―』
    . . . 佐藤隆広 (237)
  • 関根康正編『<都市的なるもの>の現在 ― 文化人類学的考察 ―』
    . . . 高田峰夫 (237)

論文要旨

  • . . . (250)

日本南アジア学会「ニュース』

  • . . . (258)

投稿規定

  • . . . (261)

編集後記

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第16号(2004年10月)

目次

論文

  • The Death of Ghasiram Kotwal: power and justice in the Maratha Kingdom
    . . . H. Kotani (1)
  • School Choice and Divided Primary Education: Case Study of Varanasi, UP State, India
    . . . H. Sasaki (17)
  • Vacectomies and Other Engagements with Modernity: A Reflection on Discourses and Practices of Family Planning in Nepal
    . . . T. Fujikura (40)
  • Some Notes on Cough in Indian Medicine
    . . . T. Yamashita (72)
  • Ayurveda in the Age of Globalization: ‘Traditional’ Medicine, Intellectual Property and the State
    . . . M. Kasezawa (85)

研究ノート

  • Livestock Ownership Patterns among the Scheduled Tribes in Rural India: A Study based on National Sample Survey Data . . . T. Shinoda (111)

書評

  • Hiroyuki Kotani, Western India in Historical Transition
    . . . Hermann Kulke (144)
  • 藤井 毅 『歴史のなかのカースト ― 近代インドの<自画像>』
    . . . 小谷 汪之 (148)
  • Hayami Yoko, Tanabe Akio, Tokita-Tanabe Yumiko (ed.), Gender and Modernity
    . . . 臼田 雅之 (153)
  • 木曾 順子 『インド開発のなかの労働者』
    . . . 佐藤 隆広 (159)
  • 黒崎 卓・子島 進・山根 聡 編 『現代パキスタン分析 ― 民族・国民・国家 ―』
    . . . 中川 康 (165)
  • 絵所 秀紀 編 『現代南アジア 2 経済自由化のゆくえ』
    . . . 内川 秀二 (169)
  • 堀本 武功・広瀬 崇子 編 『現代南アジア 3 民主主義へのとりくみ』
    . . . 竹中 千春 (176)
  • 柳澤 悠 編 『現代南アジア 4 開発と環境』
    . . . 古賀 正則 (183)
  • 小谷 汪之 編 『現代南アジア 5 社会・文化・ジェンダー』
    . . . 名和 克郎 (191)

セミナー報告

  • 南アジア研究集会 報告記
    . . . 水野裕子・野口博史 (198)

論文要旨

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第15号(2003年10月)

目次

論文

  • Clan System or Samanta System?: The Polity of the Sakambhari Cahamanas in Early Medieval Rajasthan
    . . . M. Mita (1)
  • On Genre and the Lyrical Tendency in the History of Sanskrit Poetics
    . . . M. Hattori (39)
  • The Politics of Ritual and Art in Kerala: Controversies Concerning the Staging of Teyyam
    . . . M. Koga (54)
  • Hindu Nationalist Views on Rural Development: A Case Study of the Deendayal Research Institute’s Chitrakoot Project
    . . . E. Kakuta (80)
  • A Sacred Place or Tourist Spot? Rediscovery of Sri Caitanya’s Birth Place and the Development of Mayapur as a Mass Attraction Site
    . . . T. Nakatani (113)

研究ノート

  • Forming a Class of Gentlemen: the Impact of Modern Education on the Ruling Caste, the Urs, in the Princely State of Mysore
    . . . A. Ikegame (142)

セミナー報告

  • 南アジア研究集会 報告記
    . . . 池亀 彩 (165)

書評

  • 長崎 暢子 編『現代南アジア1 地域研究への招待』
    . . . 佐藤 宏 (172)
  • 中島 岳志『ヒンドゥー・ナショナリズム:印パ緊張の背景』
    . . . 近藤 光博 (180)
  • 小西 正捷『インド民俗芸能誌』
    . . . 古賀 万由里 (186)
  • Noboru Karashima, A Concordance of Nayakas: The Vijayanagar Inscriptions in South India
    . . . N. Ota (191)
  • 外川 昌彦『ヒンドゥー女神と村落社会 ― インド・ベンガル地方の宗教民俗誌 ―』
    . . . 中谷 哲弥 (198)
  • 近藤 治『ムガル朝インド史の研究』
    . . . 長島 弘 (204)
  • 名和 克郎『ネパール、ビャンスおよび周辺地域における儀礼と社会範疇に関する民族誌的研究 ― もう一つの<近代>の布置 ― 』
    . . . 田辺 明生 (209)
  • 澤田 貴之『アジア綿業史論 ― 英領期末インドと民国期中国の綿業を中心として ―』
    . . . 籠谷 直人 (215)

追悼

  • 上村先生を偲んで
    . . . 柴崎 麻穂 (224)

論文要旨

  • . . . (228)

学会ニュース

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第14号(2002年10月)

目次

論文

  • The Perception of the Literary Tradition of Gujarat in the Late Nineteenth Century
    . . . R. Isaka (1)
  • Two Ritual Topics in the Yajnavalkya Smrti: The Tirthas in the Hand and the Pranayama
    . . . S. Einoo (20)
  • Moral Society, Political Society and Civil Society in Post-colonial India: A view from Orissan locality
    . . . A. Tanabe (40)
  • Adaptation of the Gandharbas to Growing International Tourism in Nepal
    . . . I. Morimoto (68)
  • Strategic “Otherness” in the Economic Activities of Commercial Nomads: A Case of the Vaghri in South India
    . . . A. Iwatani (92)

研究ノート

  • Konkani and “Goan Identity” in Post-colonial Goa, India
    . . . K. Matsukawa (121)

研究動向

  • 南アジアにおける「公共圏」・「市民社会」をめぐる研究動向
    . . . 粟屋 利江 (145)

書評

  • 長田 俊樹『ムンダ人の農耕儀礼:アジア比較稲作文化論序説 ― インド・東南アジア・日本 ―』
    . . . 応地 利明 (169)
  • 鹿野 勝彦『シェルパ ヒマラヤ高地民族の20世紀』
    . . . 南 真木人 (176)
  • 田中 雅一『供犠世界の変貌 ― 南アジアの歴史人類学 ―』
    . . . 外川 昌彦 (184)
  • 子島 進『イスラームと開発 ― カラーコルムにおけるイスマーイール派の変容 ―』
    . . . 小出 拓己 (190)
  • Hasan, Mushirui and Nariaki Nakazato (eds.), The Unfinished Agenda, Nation-building in South Asia
    . . . 佐藤 宏 (196)
  • ルイ・デュモン / 田中 雅一・渡辺 公三 共訳『ホモ・ヒエラルキクス ― カースト体系とその意味 ―』
    . . . 田森 雅一 (202)
  • K・ガードナー / 田中 典子 訳『河辺の詩 バングラデシュ農村の女性と暮らし』
  • 西川 麦子『バングラデシュ / 生存と関係のフィールドワーク』
    . . . 中谷 純江 (207)

論文要旨

  • . . . (216)

学会ニュース

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第13号(2001年10月)

目次

論文

  • Women within the Hierarchy: The Jajmani-Purohitani Relationship in the Brata Ritual of Bengal
    . . . M. Togawa (1)
  • Dakshina Rules of Bombay Presidency (1836-1851): Its Constitution and Principles
    . . . K. Adachi (24)
  • One Aspect of the Consecration Ceremony of Images in Buddhist Tantrism: “The Ten Rites” Prescribed in the Kriyasamgrahapanjika and Their Background
    . . . R. Tanemura (52)
  • British Colonial Policy on Frontier Areas Adjoining Assam and Burma: With Special Reference to the Crown Colony Scheme
    . . . Chan, Chai-fong (76)
  • Journeys to Watersheds: Ecology, Nation and Shifting Balance of Malayaalam
    . . . Y. Uchiyamada (107)

研究ノート

  • Mass Media and Ethnic Group Formation: Comparative Analysis of Newspaper Reports of the Foreign Nationals Issue in Assam and West Bengal, 1979-1985
    . . . M. Kimura (142)
  • Subjectivity and Objectivity in the Grammar of Oriya
    . . . J. Yamabe (161)

研究動向

  • 人類学的ネパール研究の近年の動向
    . . . 名和克郎 (183)

報告

  • 「南アジアにおける避難民」会議報告
    . . . 中谷哲弥 (206)
  • “The 16th European Modern South Asian Studies Conference” 参加報告
    . . . 八木祐子 (213)

書評

  • 安野早己『西ネパールの憑依カルト ― ポピュラー・ヒンドゥイズムにおける不幸と紛争 ―』
    . . . 名和克郎 (218)
  • 今田秀作『パクス・ブリタニカと植民地インド ― イギリス・インドの <<相関把握>>』
    . . . 西村雄志 (223)
  • 金 基淑『アザーンとホラ貝 ― インド・ベンガル地方の絵語り師の宗教と生活戦略 ―』
    . . . 村瀬 智 (228)

新刊紹介

  • . . . (234)

論文要旨

  • . . . (246)

学会ニュース

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第12号(2000年10月)

目次

論文

  • From Sacred Cow Dung to Cow‘shit’: Globalization and Local Religious Practices in Rural North India
    . . . S.S.Wadley (1)
  • On Pratibimbavada and Avacchedavada in Advaitavedanta
    . . . I. Shima (29)
  • Lamentation Dedicated to the Declining Capital: Urdu Poetry on Delhi during the Late Mughal Period
    . . . S.Yamane (50)
  • Away from Home: The Movement and Settlement of Refugees from East Pakistan in West Bengal, India
    . . . T.Nakatani (73)
  • The Gavamayana Portion(s) of the Jaiminiya-Brahmana: A Preliminary Study
    . . . A. Murakawa (110)
  • The Economy of Water: Changes in the Agrarian Relations of a Rajasthan Village
    . . . S. Nakatani (135)

研究ノート

  • State and Education: India’s Failures and Japanese Lessons
    . . . G. Balatchandirane (175)
  • E.B. Havell and the Metamorphosis of Indian Crafts
    . . . O. Note (203)

研究動向

  • 邦訳で読む南アジア近・現代文学:1990年代の出版動向から
    . . . 森本素世子 (226)

書 評

  • Koji Kawashima, Missionaries and the Hindu State: Travancore 1858-1936
    . . . G. Arumina (231)
  • Masanori Sato, Nariaki Nakazato, and Tsukasa Mizushima, From the Mughal Empire to British India
    . . . R. Isaka (234)
  • Masanori Sato and B.L. Bhadani, Economy and Polity of Rajasthan: Study of Kota and Marwar (17th-19th Century)
    . . . M. Mita (242)
  • Masakazu Tanaka and Musashi Tachikawa (eds.), Living with Sakti: Gender, Sexuality and Religion in South Asia
    . . . M. Mori (248)
  • 森 雅秀『マンダラの密教儀礼』
    . . . 永ノ尾信悟 (255)
  • Testuo Hamauzu, Viceroys on British India
    . . . T. Oishi (260)

新刊紹介

  • . . . (264)

論文要旨

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第11号(1999年10月)

目次

論文

  • The Mimamsa Concept of samskara and the samskara in the Process of Cognizing a Word-Meaning: purva-varna-janita-samskara
    . . . K. Kataoka (1)
  • Play and Eros: Girls’ Swing Play and Swing Song in Orissa, India
    . . . Y. Tokita-Tanabe (25)
  • British Imperial Strategy and the Gurkha Negotiations
    . . . M. Izuyama (51)
  • Muslim Merchant Capital and the Relief Movement for the Ottoman Empire in India, 1876-1924
    . . . T. Oishi (71)
  • アーディル・シャーヒー王国の支配機構 ― 城区を中心として ―
    . . . 末広朗子(104)

大会特別講演

  • Sociology and Area Study: The South Asian Experience
    . . . A. Beteille (124)

書評論文

  • Writing Gandhi: Nobuko Nagasaki, Gandhi: Han-Kindai no Jikken (in Japanese)
    . . . C. Takenaka (138)

書評

  • 下田正弘『涅槃教の研究 ― 大乗経典の研究方法試論 ―』
    . . . 竹村牧男(151)
  • Shuji Uchikawa, Indian Textile Industries: State Policy, Liberalisation and Growth
    . . . 近藤正規 (157)
  • Takashi Kurosaki, Risk and Household Behavior in Pakistan’s Agriculture
    . . . 福井清一 (162)
  • 篠田 隆『インドの清掃人カースト研究』
    . . . 三宅博之 (168)
  • Yuko Nishimura, Gender, Kinship and Property Rights: Nagarattar Womanhood in South India
    . . . 田中雅一 (176)
  • 田中雅一編『女神 ― 聖と性の人類学 ―』;田中雅一編著『暴力の文化人類学』
    . . . 小林 勝 (181)
  • 坂田貞二編訳『インド・ネパール・スリランカの民話』
    . . . 臼田雅之 (186)

新刊紹介

  • . . . (190)

論文要旨

  • . . . (196)

追悼

  • 江島恵教教授の逝去を悼む
    . . . 斎藤 明 (202)

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第10号(1998年10月)

目次

論文

  • Land Leasing in Contemporary Rural West Bengal: Case Study of a Village under Boro Rice Cultivation
    . . . H. Mori (1)
  • ネパール、ビャンスにおける神々の祭祀
    . . . 名和克郎 (32)
  • クマーリラにおける祭式構造論の転換
    . . . 吉水清孝 (56)
  • Brhatkatha 起源譚と七人のヴィディヤーダラ転輪王
    . . . 柴崎麻穂 (74)
  • 1925年マドラス・ヒンドゥー寄進法の性格 ― 「政教分離」理念の分析を手がかりに ―
    . . . 志賀美和子 (92)

書評

  • 荒 松雄『インド – イスラム遺蹟研究 ― 中世デリーの「壁モスク群」 ―』
    . . . 小倉 泰 (116)
  • Muneo Tokunaga, The Brhaddevata. Text Reconstructed from the Manuscripts of the Shorter Recension with Introduction, Explanatory Notes, and Indices
    . . . S. Einoo (120)
  • 山本盤男『インドの構造調整と税制改革』
    . . . 金子 勝 (127)
  • 堀本武功『インド現代政治史 ― 独立後半世紀の展望 ―』
    . . . 井上恭子 (132)
  • 押川文子編著『南アジアの社会変動と女性』
    . . . 田中雅一 (137)
  • 近藤則夫『現代南アジアの国際関係』
    . . . 浜口恒夫 (143)
  • H. Kotani (ed.), Caste System, Untouchability and the Depressed
    . . . R. L. Shukla (148)

論文要旨

  • . . . (154)

  • 総目次
    . . . (161)
  • 執筆者索引
    . . . (168)

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第9号(1997年10月)

目次

論文

  • Long-Term Trends of Voting Behavior: Parliamentary Elections in India, 1957-91
    . . . N. Kondo (1)
  • バングラデシュの氾濫原における乾季畑作と稲作農業 ― ジャムナ氾濫原ドッキン・チャムリア村の事例 ―
    . . . 安藤和雄、内田晴夫 (42)

研究ノート

  • Vernacular Buddhism: Neglected Sources in the Study of Sri Lankan Theravada
    . . . M. Deegalle (69)

書評

  • Sho Kuwajima, Indian Mutiny in Singapore (1915)
    . . . T. Oishi (102)
  • Haruka Yanagisawa, A Century of Change: Caste and Irrigated Lands in Tamilnadu, 1860s-1970s
    . . . S. Guha (113)
  • Musashi Tachikawa, An Introduction to the Philosophy of Nagarjuna
    . . . T. Wada (120)
  • 小谷汪之『不可触民とカースト制度の歴史』
    . . . 藤井 毅 (127)
  • 鈴木正崇『スリランカの宗教と社会 ― 文化人類学的考察 ―』
    . . . 高桑史子 (133)
  • P. Robb, K. Sugihara and H. Yanagisawa (eds.), Local Agrarian Societies in Colonial India: Japanese Perspectives
    . . . A. Satyanarayana (138)
  • 押川文子編『叢書カースト制度と被差別民・第五巻 ― フィールドからの現状報告』
    . . . 絵所秀紀 (146)

書評論文再論

  • 藤井氏の「書評」に対する反論
    . . . 篠田 隆 (153)
  • 篠田氏の「反論」をめぐって
    . . . 藤井 毅 (155)
  • 藤井氏の「再反論」に寄せて
    . . . 篠田 隆 (159)
  • 篠田氏の回答をめぐって
    . . . 藤井 毅 (162)

論文要旨

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第8号(1996年10月)

目次

論文

  • ヴェーダーンタ学派におけるバクティの受容 ― ラーマーヌジャのバクティ論
    . . . 木村文輝 (1)
  • Land Distribution and Kinship of the Nadol Cahamanas: Structure of Rajput Polity in 12th-Century Rajasthan
    . . . M. Mita (27)
  • An Enquiry into the Structure of Pan-Islamism in India: The Phase of the Italo-Turkish and Balkan Wars, 1911-13
    . . . T. Oishi (58)
  • Village Politics and Women: Towards a Gendered Analysis of “Faction” in Rural Orissa
    . . . Y. Tokita-Tanabe (90)

書評

  • Noboru Karashima, Towards a New Formation: South Indian Society under Vijayanagar Rule
    . . . S. Shigematsu (123)
  • Nariaki Nakazato, Agrarian System in Eastern Bengal c.1870-1910
    . . . 河合明宣 (132)
  • 長田俊樹『ムンダ人の農耕文化と食事文化:民族言語学的考察 ― インド文化・稲作文化・照葉樹林文化 ―』
    . . . 石井 溥 (137)
  • 関根康正『ケガレの人類学 ― 南インド・ハリジャンの生活世界 ―』
    . . . 臼田雅之 (143)
  • 小谷汪之、押川文子、佐藤正哲、内藤雅雄、柳沢悠、山崎元一編『叢書カースト制度と被差別民・全5巻』
    . . . 藤井 毅 (148)
  • 山崎元一・佐藤正哲編『叢書カースト制度と被差別民・第一巻:歴史・思想・構造』
    . . . 関根康正 (159)

論文要旨

  • . . . (167)

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第7号(1995年10月)

目次

論文

  • Perception in Indian Philosophy: Is Nirvikalpakam Pratyaksam Possible?
    . . . J. Tanizawa (1)
  • Missionaries, the Princely State and Medicine in Travancore, 1858-1949
    . . . K. Kawashima (14)
  • The Cases in the Oblique Case Subject Constructions in Oriya
    . . . J. Yamabe (46)
  • 漂泊芸能集団の定住と集団維持 ― インド・ベンガル地方のポトゥアの事例から ―
    . . . 金 基淑 (83)
  • バングラデシュにおける河川侵食による人口移動 ― 再定住までの過程をめぐる一考察 ―
    . . . 池田恵子 (104)

研究動向

  • インド女性史研究の動向
    . . . 粟屋利江 (132)

書評

  • 山崎元一『古代インドの王権と宗教 ― 王とバラモン ―』
    . . . 土田龍太郎 (160)
  • 稲 正樹『インド憲法の研究』
    . . . 考忠延夫 (162)
  • Takako Hirose, Two Asian Democracies: A Comparative Study of the Single Predominant Party Systems of India and Japan
    . . . 堀本武功 (167)
  • 佐藤 宏『インド経済の地域分析』
    . . . 古賀正則 (172)

書評論文再論

  • 杉本良男氏への反論
    . . . 田中雅一 (178)
  • 田中雅一氏への応答
    . . . 杉本良男 (181)
  • 杉本氏の応答に寄せて
    . . . 田中雅一 (182)

論文要旨

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第6号(1994年10月)

目次

論文

  • The Nagapancami as Described in the Puranas and its Treatment in the Dharmanibandhas
    . . . S. Einoo (1)
  • ラージャスターンにおける儀礼演劇の社会的構成 ― トライバル・グループ・ビールの舞踊儀礼を中心として ―
    . . . 三尾 稔 (30)
  • ダナモー委員団のセイロン統治制度改革構想
    . . . 高畠 稔 (56)
  • 農村開発と村の政治 ― 北インドの2村の事例 ―
    . . . 近藤則夫 (83)

研究動向

  • Sri Lankan Studies in Japan: Social Sciences and Humanities
    . . . M. Suzuki (113)

書評論文

  • 長野泰彦・井狩彌介編『インド=複合文化の構造』 ― 人類学とインド学の共同研究の可能性 ―
    . . . 島 岩・杉本良男 (138)

書評

  • 三上敦史『インド財閥経営史研究』(Atsufumi Mikami, Studies on the History of Indian Zaibatsu Management)
    . . . S. Ito (151)
  • 小島眞『現代インド経済分析 ― 大国型工業発展の軌跡と課題 ―』
    . . . 石上悦朗 (159)
  • Masaaki Fukunaga, Society, Caste and Factional Politics: Conflict and Continuity in Rural India
    . . . 押川文子 (164)
  • 山本真弓『ネパール人の暮らしと政治 ― 風刺笑劇の世界から ―』(Mayumi Yamamoto, Nepalese Life and Politics: The World of Satire)
    . . . K. Inoue (168)

論文要旨

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第5号(1993年10月)

目次

論文

  • Preliminary Report on Field Research along the Ancient Routes in the Northern Areas of Pakistan and Related Historical and Art Historical Information (September 1991)〔II〕
    . . . H. Tsuchiya (1)
  • 「反逆者」にあらわれた「わたし」 ― 近代詩人としてのカジ・ノズルル・イスラム ―
    . . . 丹羽京子 (39)
  • インドにおける社会活動訴訟 ― 司法の民衆主義による人権概念の再構成 ―
    . . . 稲 正樹 (54)
  • Poverty in Rural India, 1970-71 to 1987-88
    . . . Y. Usami (78)
  • 南アジアの地域紛争 ― 1970年代以降のカシミール問題 ―
    . . . 堀本武功 (102)

書評

  • Som Raj Gupta, The Word Speaks to the Faustian Man: A translation and interpretation of the Prasthanatrayi and Sankara’s bhasya for the participation of contemporary man, vol.1
    . . . 前田専学 (126)
  • 矢野道雄『占星術師たちのインド ― 暦と占いの文化 ―』
    . . . 大橋由紀夫 (130)
  • Masakazu Tanaka, Patrons, Devotees, and Goddesses: Ritual and Power among the Tamil Fishermen of Sri Lanka
    . . . 山下博司 (142)
  • Hiroshi Fukazawa, The Medieval Deccan: Peasants, Social Systems and States, Sixteenth to Eighteenth Centuries
    . . . 近藤 治 (147)
  • Kyoko Inoue, Industrial Development Policy of India
    . . . 石上悦朗 (153)
  • Tadahiko Hara, Paribar and Kinship in a Moslem Rural Village in East Pakistan and his related works on Bangladesh
    . . . M. Takada (158)

論文要旨

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第4号(1992年10月)

目次

論文

  • Historical Development of Salvation Theories Found in Commentaries on the Bhagavadgita: From Sankara to Ramanuja
    . . . I. Shima (1)
  • インド密教における入門儀礼
    . . . 森 雅秀 (15)
  • 「カーストの自治」政策とカースト集団 ― 19世紀前半のボンベイを中心に ―
    . . . 小谷汪之 (33)
  • 女性・歌・パフォーマンス ― 北インド農村の婚姻儀礼をめぐる一試論 ―
    . . . 八木祐子 (59)

研究ノート

  • タミル・カンナダ両言語における形容詞記述に関する覚え書き ― 複合語形成との関連で ―
    . . . 家本太郎 (79)

研究動向

  • Some Reflections on the 18th Century ‘Crisis’ in the Indian Subcontinent
    . . . S. Arasaratnam (88)
  • 南アジア近代諸語による文学作品の邦訳 ― 出版形態から見た近年の動向 ―
    . . . 坂田貞二 (103)
  • 科学研究費による南アジア地域での近年の研究活動
    . . . 石井 溥 (107)

資料情報

  • 近代インド諸語文献所蔵調査について ― ヒンディー・ウルドゥー語資料をめぐって (2) ―
    . . . 藤井 毅 (122)

書評論文

  • 柳澤悠著『南インド社会経済史研究』
    . . . 水島 司 (137)

書評

  • 松井透著『世界市場の形成』
    . . . 絵所秀紀 (147)

新刊紹介

  • . . . (151)

論文要旨

  • . . . (154)

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第3号(1991年10月)

目次

論文

  • 英領マラバールにおけるティーヤルの「カースト」運動 ― その内容と組織をめぐって ―
    . . . 粟屋利江 (1)
  • India and World War II
    . . . N. Nagasaki (24)
  • ゴーダーヴァリー・クリシュナー川デルタの稲作 ― その生態類型 ―
    . . . 応地利明 (38)
  • Rice Cultivation and Land Tenancy System under Shallow Tubewell Irrigation in Barind Tract, Bangladesh: A Case Study in Terulia Village, Bogra District
    . . . K. Ando, Md. Abdur Rashid, Y. Kaida (62)
  • 禁止命令の意味と二重の否定 ― 聖典命令の権威正当化をめざすインド土着の論理 ―
    . . . 丸井 浩 (82)

研究動向

  • Nepal Studies in Japan: Social Sciences and Humanities
    . . . H. Ishii (109)
  • アジア経済研究所の「南アジア」地域研究
    . . . 押川文子 (136)

資料情報

  • 近代インド諸語文献所蔵調査について ― ヒンディー・ウルドゥー語資料をめぐって (1) ―
    . . . 藤井 毅 (143)

書評論文

  • 南アジアにおける「コミュナリズム」の形成過程 ― G.パンデーの近刊を焦点として―
    . . . 大石高志 (157)

書評

  • 松本照敬著『ラーマーヌジャの研究』
    . . . 前田専学 (169)
  • 前田専学編『インド中世思想研究』
    . . . 今西順吉 (171)
  • 上村勝彦著『インド古典演劇論における美的経験』
    . . . 土田龍太郎 (176)

追悼

  • 大地原豊氏の逝去を悼む
    . . . 原 実 (179)

論文要旨

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第2号(1990年10月)

目次

論文

  • On Indian Historical Writing: The Role of the Vamsavalis
    . . . Michael Witzel (1)
  • The Religious Position of the Middle Stanzas (Mulamadhyamakakarika)
    . . . Musashi Tachikawa (58)
  • Parattai: タミル古典恋愛文学の一登場人物
    . . . 高橋孝信 (77)
  • Superior Peasants of Central Bengal and Their Land Management in the Late Nineteenth Century
    . . . Nariaki Nakazato (96)
  • Premchand: As a Moralist Embodying an Indian Literary Tradition
    . . . Akira Takahashi (129)

研究ノート

  • Old Paper Used for the Asutosh Museum Manuscript of Pancaraksa Its Significance in the History of Nepalese Paper-making
    . . . Masatoshi A. Konishi (145)

資料紹介

  • インドの写本図書館 ― ラザー図書館とフダー・バフシュ東洋公共図書館 ―
    . . . 麻田 豊 (156)

書評

  • 荒松雄『中世インドの権力と宗教 ― ムスリム遺跡は物語る ―』
    . . . 小名康之 (164)
  • 小谷汪之『インドの中世社会』
    . . . 谷口晋吉 (169)
  • 中村元編『仏教植物散歩』, 西岡直樹『インド花綴り ― 印度植物誌 ―』, T. C. マジュプリア (西岡直樹 訳)『ネパール・インドの聖なる植物』
    . . . 森 弦一 (172)
  • A. Jalal, The Sole Spokesman: Jinnah, the Muslim League and the Demand for Pakistan
    . . . 浜口恒夫 (176)

追悼文

  • 原忠彦氏の早逝を悼む
    . . . 辛島 昇 (180)
  • 『南アジア研究』投稿規定, 執筆要領

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第1号(1989年10月)

目次

論文

  • Early Indian Feudal Formation
    . . . D. N. Jha (1)
  • Study of the Indian National Movement: Some Problems and Issues
    . . . Bipan Chandra (22)
  • 初期シヴァ教僧院 (matha) の歴史 ― 8-13世紀 ―
    . . . 高島 淳 (41)
  • Nayaka Rule in the Tamil Country during the Vijayanagar Period
    . . . Noboru Karashima (60)
  • インド村落における職人の機能と展開
    . . . 中山修一 (75)
  • クリシュナーからクリシュナへ ― スリランカ・タミル漁村における女神崇拝の「サンスクリット化」をめぐって ―
    . . . 田中雅一 (96)

研究動向

  • インド哲学研究におけるコンピュータの利用
    . . . 塚本啓祥 (115)
  • 日本印度学仏教学会によるインド学仏教学論文データ・ベースの構築
    . . . 前田専学 (123)

書評論文

  • H. Esho’s A Study of Indian Economic Development : A Milestone in Japanese Studies of the Indian Economy
    . . . Shoji Ito (125)

書評

  • Meera Abraham, Two Medieval Merchant Guilds of South India
    . . . Noboru Karashima (136)
  • K. Satchidananda Murty, Philosophy in India: Traditions, Teaching, and Research
    . . . 前田専学 (138)
  • 坂井秀夫『イギリス・インド統治終焉史 1910-1947年』
    . . . 竹中千春 (140)
  • 斎藤吉史『インドの現代政治』
    . . . 広瀬崇子 (143)
  • 石原潤『定期市の研究 ― 機能と構造 ―』
    . . . 応地利明 (146)

論文要旨

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『南アジア研究』投稿規定

  1. 『南アジア研究』は、南アジア諸地域に関する人文・社会科学および関連領域の論文、研究ノート、研究動向、資料紹介、書評・書評論文、新刊紹介などを掲載する。
  2. 『南アジア研究』には、日本南アジア学会会員、および編集委員会の依頼を受けた者が投稿できる。
  3. 本誌への投稿論文等は未発表のものに限る。また、他誌に投稿中の論文等の本誌への投稿は認めない。
  4. 投稿は、日本南アジア学会編集委員会が常時受け付ける。
  5. 本誌の記事は、原則として査読の対象となる。原稿は、査読を経た後、編集委員会の責任において採否を決定する。
  6. 編集委員会は投稿原稿を受け付けた後、原則として3か月程度を目途に査読結果を通知する。
  7. 原稿作成にあたっては、「『南アジア研究』執筆要領」に従うこととする。
  8. 図版や手書き原稿などで、作成に経費がかかる場合には、作成実費を申し受けることがある。
  9. 著者校正は原則として1回とする。
  10. 投稿料は支払われない。但し、執筆者には本誌2 部が無料で提供される。
  11. 本誌に掲載された原稿の著作権は、日本南アジア学会に属するものとする。他所で当該論文等を転載、翻訳などする場合は、日本南アジア学会の許諾が必要である。『南アジア研究』に掲載された論文等は、日本南アジア学会ないしは学会から許可された団体が全文データベース化し、電子ジャーナルとして公開するので、あらかじめ了承されたい。

(2016年1月15日常務理事会により改訂承認)

原稿送付および連絡先:
日本南アジア学会和文雑誌編集委員会
E-mail: jasas.wabun@gmail.com

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『南アジア研究』執筆要領

  1. 使用言語は日本語とする。
  2. 投稿原稿は、「論文」、「研究ノート」は400字詰め原稿用紙で75枚以内、「研究動向」、「資料紹介」、「書評論文」は18枚以内、「書評」、「新刊紹介」は14枚以内とする(いずれも図表、写真、註、参照文献などを含む)。
  3. 原稿の表紙に、「論文」、「研究ノート」、「研究動向」、「資料紹介」、「書評論文」、「書評」、「新刊紹介」などの区別を明記する。ただし、この点に関する最終判断は編集委員会が行なう。
  4. 原稿は、ソフト名を明記し、原則としてデジタルファイルをメールに添付して編集委員会宛に送付する。
  5. 原稿は、A4サイズとし、横書きで、本文・註ともに、1頁40文字×30行(原稿用紙3枚に相当)とする。
  6. 「論文」、「研究ノート」には、日本語要旨(400字以内)、英語要旨(250ワード程度)及び英語タイトルを添付する。なお、英語については、必ずネイティヴによる校閲を受けたものを投稿すること。
  7. 「論文」、「研究ノート」の場合は、執筆者紹介と題した別紙に、表題、執筆者氏名(ふりがな付き)、所属を日本語と英語の両言語で記す。加えて、専攻分野、代表的著書または論文2点、キーワード5つ程度を記す。「論文」、「研究ノート」以外の場合は、文末に、執筆者氏名(ふりがな付き)、所属を記す。なお、すべての執筆者は連絡先(住所、電話、メールアドレス)を必ず記すこと。
  8. 図表、写真、地図などは本文中に埋め込まず、別ファイルを作成して提出する。それぞれに通し番号を付け、必要な場合には表題を付ける。それぞれの挿入場所を、本文の右側欄外に指定する。
  9. 統計的なグラフの場合、元データが必要となる場合があるので、エクセルで作成し、ワードを使用しないこと。イメージ通りの図表が作成できなかった場合には、該当箇所を明示の上、その旨明記すること。
  10. 写真は画像処理をせず、撮影時のデータをそのまま送付すること。
  11. 地図は版下として使用可能な鮮明なデータを用意し、そのコピー上に地名等の必要項目を記すこと。地名等はテキスト・データを別に用意し、地図の作成意図を明記すること。
  12. 論文等の副題は― ―(ダッシュ)でくくる。
  13. 本文の冒頭から、節はアラビア数字の通し番号(1 2・・・) 、その下の項は1-1 1-2・・・のように表記する。
  14. 原語表記のために、ダイアクリティカル・マーク(補助記号)を使うことができる。文字化け防止のために、原則としてWindows 等に標準搭載されているUnicodeの文字集合内の補助記号付ローマ字(ラテン拡張Aとラテン拡張追加)を使用し、それ以外の場合にはその旨明記する。
  15. 改行後の行頭には全角スペースを入れて、一文字分下げる。最初の行の字下げのために、ワープロソフトのインデント機能を用いないこと。
  16. 引用文献・参照文献は、原則として本文中の該当個所に角括弧を付して入れる。角括弧内は、下記の(例)に従って簡略に記し、詳細は末尾の参照文献表に示す。

    (例)[Dumont 1966: 156]
  17. 註は後註とし、通し番号をつける。本文中の註は字肩に上付きで、1 2・・・のように記す。ワードの脚注機能を使用することができる。
  18. 引用文献、参照文献の詳細は、稿末に置く参照文献表に、著者の姓名に従って、アルファベット順に並べる。表記方法は、下記の(例)による。日本語文献に関しては、刊行地を略しても良い。とくに欧文文献の表記では、データの記載順、, (カンマ)、:(コロン)、.(ピリオド)等の使用法、以上の記号の後の半角スペース等の基本的な事項に十分に注意して、文献表を作成する。

    (例)
    単行本
    深沢宏、1972、『インド社会経済史研究』、東洋経済新報社。
    Wiser, William H., 1936, The Hindu Jajmani System: A Socio-economic System Interrelating Members of a Hindu Village Community in Services, Lucknow: Lucknow Publishing House.

    雑誌掲載論文
    松井透、1967、「19世紀インド経済史研究の方法論的検討─M・D・モリスの所説をめぐって─」、『アジア研究』、13-4、27-36頁。
    Jha, D. N., 1989,“Early Indian Feudal Formation,” Journal of the Japanese Association for South Asian Studies, 1, pp. 1-21.

    論文集掲載論文
    玉城康四郎、1963、「近代哲学とアートマン思想」、中村元(編)『自我と無我』、平楽寺書店、617-719頁。
    Chaudhuri, B. B., 1984,“Rural Power Structure and Agricultural Productivity in Eastern India, 1757-1947, ”in Meghnad Desai, Susanne Hoeber Rudolph and Ashok Rudra (eds.), Agrarian Power and Agricultural Productivity in South Asia, Delhi: Oxford University Press, pp. 100-170.
  19. 書評、書評論文、新刊紹介などの場合には、著者名(フルネーム)、書名(副題、シリーズ名、巻数なども含めて)、刊行地、出版社、ページ数、定価、ISBN番号などを記す。

    (例)
    絵所秀紀・山崎幸治(編著)『アマルティア・センの世界─経済学と開発研究の架橋─』、京都:晃洋書房、2004年、vi+247頁、2,500円、ISBN4-7710-1489-2。
    The Economic History of India, 1857-1947, by Tirthankar Roy. New Delhi: Oxford University Press, 2000. xviii+318 pp. Rs. 395 (hardcover). ISBN019 565154 5.
  20. 欧文の表記には半角のみを使用し、全角表記(日本語)を併用しない。特に空白の使用に留意する。電子ジャーナルでは半角と全角を混合すると欧文文献の検索が不可能となるので注意すること。
  21. 同じ著者の複数の文献を挙げる場合、2冊目以降の著者名を――とせず、再度著者名を記す。電子ジャーナルで――を使用すると2冊目以降が検索できなくなるので注意すること。
  22. 他の言語で既に発表したものと内容が重なる場合は、註でその旨明記する。
  23. 以上の執筆要領が守られていない場合には、投稿原稿を受理しないことがある。

(2016年1月15日常務理事会により改訂承認)