学会関連新着情報 2014/10/20
2014年11月5日―月例懇話会―平山雄大「第1次5ヵ年計画開始以前のブータンにおける近代学校の類型とその対照的特徴」 終了しました
日本南アジア学会第60回月例懇話会のご案内 終了しました!
今回の懇話会では、早稲田大学の平山雄大さんに、ブータンの近代学校教育に関する研究報告をしていただきま
す。万障お繰り合わせの上奮ってご参加いただければ幸いです。
(※どなたでもご参加いただけます。事前のご連絡も不要です。)
第60回月例懇話会
日時:2014年11月5日(水)18:00~20:00
場所:東京外大本郷サテライト8F(最寄駅:本郷三丁目)
http://www.tufs.ac.jp/common/satellite/
報告者:
平山 雄大(早稲田大学教育総合研究所)
タイトル:
「第1次5ヵ年計画開始以前のブータンにおける近代学校の類型とその対照的特徴」
要旨:
本報告は、ブータンの近代学校教育史の中でも特に言及がなされてこず、先行研究においても統一された見解が存在しない第1次5ヵ年計画(1961年~)開始以前の同国の学校教育の実態を、当時存在していた学校を「ネパール人移住者の学校」と「ブータン人の学校」に類型化しその対照的特徴を示すことによって解明することを目的とする。ネパール人移住者の学校とブータン人の学校は設立形態や言語教育に関して対照的な特徴を有しており、その事実が上記の5ヵ年計画開始以前のブータンの学校教育全体の特徴を形作っていた。本報告ではその詳細を紹介しながら、近代学校教育の普及の過程を通じて見ることのできる、ブータンにおける教育政策の実際を明らかにする。
以上よろしくお願い申し上げます。
南アジア学会月例懇話会幹事
小西公大/澤田彰宏/梅村絢美
※お問い合わせは小西( kkodai@tufs.ac.jp )まで。