第18回全国大会
日時:2005年10月1日(土)~2日(日)
場所:龍谷大学深草キャンパス
10月1日(土) 13:30~16:45
<シンポジウム 通説への挑戦:南アジア研究の課題>
司会:応地利明
趣旨説明:長崎暢子
徳永宗雄「古代インドの研究方法を再考する」
水野善文「インド文学を再考する」
W. ウォシュブルク「南アジアの 18世紀を再考する」
T. ロイ「南アジアにおける経済発展を再考する」
吉田修「南アジアにおける国家間関係を再考する」
総合討論
<ポスター・セッション> (10月2日まで)
報告者:
水島司「18世紀後半~20世紀末南インド地域社会の変動」
田中多佳子「インドの楽器作成に見る伝統と近代化及び西洋化の相克」(仮)
<ビデオ・セッション> (11:00~17:00)
報告者:
南出和余「バングラディシュにおける『よい割礼』と『悪い割礼』
中村雪子「ラージャスターン州の女性酪農協同組合」(仮)
水島司、小林理修、峯島秀暢「世界に広がる南アジア移民ネットワーク」
村上清身、J.A.T.D. にしゃんた「スリランカから日本へのことづけ」
10月2日(日) 午前の部 10:00-12:30
<小パネル 縁起解釈の再評価>
司会:桂紹隆
桂紹隆:趣旨説明
榎本文雄「初期経典の視点から」
本庄良文「有部アビダルマの視点から」
五島清隆「中観思想の視点から」
室寺義仁「唯識思想の視点から」
コメンテーター:荒牧典俊
<小パネル インド民主主義と第14回連邦下院選挙>
司会:井上恭子
井上恭子:趣旨説明
広瀬崇子「インドにおける民主主義の発展と選挙」
南埜猛「選挙分析の手法:GIS(地理情報システム)による第14回連邦下院選挙分析」
三輪博樹「政党制の変遷と第14回連邦下院選挙」
伊藤融「富める州、パンジャーブ州の選挙結果」
木村真希子「発展途上の東北諸州に見られる傾向」
コメンテーター:木村雅昭、近藤光博(交渉中)
<自由論題>
司会:田中雅一、名和克郎
菅野美佐子「女性の語りに見る自己変容の過程」
村松恵理「南インドにおける伝統染色の技術保存の現状と背景」
谷正和、筒井康美「バングラディシュの農村における砒素汚染対策と在地の社会組織」
岩谷彩子「夢見と呪術」
子島進「ワクフの現代的活用」
松尾瑞穂「身体がつなぐ社会関係」
<自由論題>
司会:大石高志
辻井清吾「ネパールにおける民主化15年についての考察」
堀内みどり「環境と女性」
関口真理「エイジアン・インディアンとアメリカン・デーシー」
木谷名都子「1850年代~1920年代のボンベイにおける企業家活動
末広朗子「中世デカン地方におけるムガル帝国のマンサブ政策」
石坂晋也「北インド・ウッタルカンドの新しい運動」
10月2日(日) 午後の部 13:30-17:30
<テーマ別分科会Ⅰ> 古代インド世界の王権と儀礼:テキストに分け入り、テキストを超えて
司会・主旨説明:藤井正人
コメンテーター:井狩彌介
報告者: 土山康弘、永ノ尾信悟、徳永宗雄、定金計次、応地利明
<テーマ別分科会Ⅱ> 近世・近代の南アジア史再考
司会:秋田茂・脇村孝平
第1部「連続と断絶―18世紀をめぐる論争」
報告者: D.ウォッシュブルック、谷口晉吉、水島司、神田さやこ
第2部「『脱工業化』テーゼをめぐって-ナショナリスト史観と経済史」
報告者:T.ロイ、柳沢悠、杉原薫
<テーマ別分科会Ⅲ> 南アジア研究へ:文学からの問いかけ
司会:高橋孝信、コメンテーター:橋本泰元、松村耕光、萩田博
報告者:横地優子、坂田貞二、水野善文、高橋明、山根聡、臼田雅之
日本南アジア学会18回全国大会実行委員会
委員 (50音順)
秋田茂、永ノ尾信悟、大石高志、桂招隆、下田正弘、谷口晋吉、徳永宗雄(副委員長)、長崎暢子(委員長)中村尚志(事務局長)、名和克郎、藤井正人、堀本武功、吉田修、脇村孝平