第21回全国大会
日時:2008年9月27日(土)~28日(日)
場所:東洋大学白山キャンパス
9月27日(土) 午前の部 10:00-12:30
<テーマ別セッションI>ネパール制憲議会選挙とその後
代表者:安野早己
ディスカッサント:ケシャブ・ラル・マハラジャン/谷川昌幸/名和克郎
<自由論題I>
司会:常田夕美子・喜多村百合
- 舟橋健太 「改宗」とヒンドゥー的儀礼実践 - ウッタル・プラデーシュ州における「改宗仏教徒」の事例から」
- 林明 「ガーンディーの妻カストゥルバのサティヤーグラハ」
- 小松久恵 「近代ヒンディー女性雑誌にみる自己表現」
- 松尾瑞穂 「バースコントロールから家族計画へ - セクシュアリティ・避妊・ジェンダー」
<自由論題II>
司会:小田尚也・石川寛
- 齋藤俊輔 「カザード論の再考 - ポルトガル領インディアにおけるポルトガル人の定住」
- 長尾明日香 「19世紀インド西部における政治経済学教育と翻訳活動」
- 宇佐美好文 「インドの英領期人口センサスの労働人口データの信頼性 ? 1931と1941年センサス」
- 馬場敏幸 「インド地場金型産業の発展段階 - 自動車用金型を中心に」
<ヴィデオセッション>
南出和余 「バングラデシュ農村における暮らしのなかの「老い」 - 映像発表を中心に」
9月27日(土) 午後の部 14:00-16:30
<自由論題IV>
司会:近藤則夫
- 中津雅昭 「在外のヒンドゥー・ナショナリスト運動と越境する政治的ネットワーク - BJPの在米支援組織の事例」
- 伊豆山真理 「安全保障政策形成過程の政治 - 対テロ戦争への対応を事例として」
- 佐藤 宏 「ニューギニアに送られたインド兵 - 第二次世界大戦下の日印関係の再検討」
<テーマ別セッションII> 南アジアの手工芸・開発・布-南アジア社会の変動をみる
代表者:金谷美和
ディスカッサント:中谷純江/五十嵐理奈/上羽陽子/松村恵理
9月28日(日) 午前の部 10:00-12:00
<自由論題V>
司会:横地優子・山口しのぶ
- 吉次通泰 「古代インドの医学教育」
- 杉木恒彦 「ホーマ(homa)と食事と真理観 - インド後期密教を中心に」
- 北田 信 「肉体の秘密 - ベンガルの吟遊詩人バウルのDehatattvaとインド古典文献の胎生学」
- 永ノ尾信悟 「ヴェーダ文献におけるルドラ礼拝 - そのアウトライン」
<自由論題VI>
司会:藤倉達郎・山根聡 第1会場:6302教室
- 平野久仁子 「ヴィヴェーカーナンダにおけるヒンドゥー教とインド- 1893年シカゴ万国宗教会議での演説をめぐって」
- 岩谷彩子 「南インドにおける占いとカースト・モビリティ」
- 中谷純江 「コミュニティ祭礼の変容にみる新しい権力関係への志向 - ラージャスターン農村の事例」
- 子島 進 「モルディブにおけるイスラーム - 2007年予備調査の報告」
<テーマ別セッションIII> 南アジア系エスニック・コミュニティの政治参加
司会・ディスカッサント:井上恭子
ディスカッサント:北川将之/伊藤融/小槻文洋/広瀬崇子
9月28日(日) 午後の部 13:30-17:00
<全体シンポジウム> 南アジアにおける《共生》の諸相と展望
司会:井上貴子・大橋正明
コメンテーター:柳沢悠
趣旨説明:宮本久義
- 渡辺章悟 「慈悲と共生 - 仏教的共生の理念と現実」
- 田中雅子 「国家政策としての Social Inclusion と地域社会での Multiple Exclusion - ネパールの当事者主権運動を事例に」
- A.サガヤラージ 「インドにおけるキリスト教とカースト問題 - タミルナードゥの事例」
- 安野 修 「インダス川と人間の共生」
- 石坂晋哉 「M. K. ガーンディーの「対話」-『ヒンド・スワラージ』の分析を中心として」(仮)
総合討論
日本南アジア学会第21回全国大会実行委員会
委員 (50音順)
粟屋利江、石川寛、井上貴子、臼田雅之、小田尚也、小林正夫、高橋孝信、沼田一郎(副事務局長)、子島進、橋本泰元(事務局長)、広瀬崇子、水野善文、宮本久義(大会実行委員長)、山口しのぶ、山根聡